児童の様子
児童養護施設 児童養護施設について
昭和20年に「引揚げ孤児収容所」として発足し、引揚げ孤児・原爆孤児・浮浪児等、約2000名の児童
を養護し、現在に至っています。児童の人権を尊重し、児童の意識とニーズを把握理解し、児童の秘め
られた可能性を発見助長することを養護方針としています。
定員 45名
職員 施設長1名、児童指導員4名、保育士12名、心理士1名
栄養士・調理員5名、事務員1名 計24名
(栄養士・調理員は児童心理治療施設兼務)
対象児童
予期できない災害や事故、親の離婚や病気、また不適切な養育を受けているなど様々な事情により、
家族による養育が困難な2歳からおおむね18歳の児童が主な対象となっています。
児童心理治療施設 児童心理治療施設について
日課や行事等の生活は児童養護施設の3ホームと同様とし、児童養護施設が培ってきた「集団養護の利
点」を治療と教育に活用しています。また、「児童養護型」の児童心理治療施設を目指しています。
定員 28名
職員 施設長1名、児童指導員2名、保育士9名、心理療法士3名
看護師1名、事務員1名、(非常勤医師5名) 計17名
(栄養士・調理員は児童養護施設兼務)
対象児童
現在の入所児童のほとんどは、当園の児童養護施設から措置変更された児童です。心理的困難やしん
どさを抱え、日常生活において生きづらさを感じている児童や、発達の偏りがあり、支援を必要とする
児童が主な対象となっています。
支援の内容 スポーツ活動
スポーツによる集団指導により、協調性・遵法性・責任感・忍耐力を高め、体力と礼節の増進を図っ
ています。
男子児童は野球・ソフトボール、女子児童はバレーボールに取り組んでいます。
生活指導
規則正しい生活習慣を習得させ、個別の支援計画のもと、手厚い養育、指導を行っています。
心理療法
児童が抱える課題や児童の状態に応じて、プレイセラピーやカウンセリングを行っています。
学習指導
学習環境を整備し、学習意欲を促進し、学力の増進を図っています。
職員が個別に対応したり、ボランティアの学生に学習をみてもらったりしています。